日本語能力評価
別途のテストではなく、話した内容から
日本語で実施した面接の会話から評価いたします。履歴書に記載されたJLPTの級は数年前のものかもしれず、短時間の電話面談での印象は評価者によって変わります。実際に話された内容を根拠にすることで、就業後の実態に近い判断材料としてご活用いただけます。


評価の対象は、日本語で実施した面接の会話です。写真はイメージです。
「N2」とは表示いたしません
JLPTには、会話の試験科目がありません
会話から単一のN級を割り出すことは、会話を測っていない試験の点数を会話から推定することにあたります。ヒトシルはこれを行いません。
内部的な評価は、会話について定義されたCEFR/JF日本語教育スタンダードの記述文に対して行います。そのうえで、JLPTは幅(バンド)としてのみ提示いたします。「N3〜N2相当」という表示は、精度が粗いのではなく、これ以上細かく言えないことを明示したものです。
この区別は、不採用となった候補者について人材紹介会社さまから照会を受けた際に効いてまいります。「N2と判定された」は反証できる主張ですが、「N3〜N2相当、確信度中、根拠は以下の発言」は説明できる主張です。
JLPTが測るもの
- 言語知識(文字・語彙・文法)
- 読解
- 聴解
- 会話(話す)試験科目にありません
聴解は「聞く」能力の試験科目です。「話す」能力を測る科目は、N1からN5までのいずれの級にもありません。
レポート上の表示
N3〜N2
相当(会話からの推定)
- CEFR/JF
- B1(会話記述文にもとづく評価)
- 確信度
- 中
- 根拠
- 発話の引用(必須)
表示例です。実在の候補者のものではございません。
確信度
短い面接では「高」になりません
確信度は、低・中・高の3段階でレポートに必ず表示されます。発話が短い場合、音声の状態が悪い場合、話題が限られていた場合には下がります。
発話時間が3分に満たない面接では、どれほど明瞭に話されていても確信度は「高」になりません。これはAIの判断に委ねず、発話時間から機械的に決定しております。自信のある誤った判定は、控えめな判定より有害であるためです。
発話時間 3分未満
低・中・高
どれほど明瞭に話されていても、「高」にはなりません。
発話時間 3分以上
低・中・高
「高」に到達しうる、というだけです。音声の状態や話題の幅によっては下がります。
ここでいう発話時間は、面接全体の長さではなく、候補者が実際に話した時間の合計です。長い面接であっても、お答えが短ければ3分に届かないことがございます。
根拠となる発言のない評価は、そもそも保存されません。引用が1件も添えられていない日本語能力評価は、システムが受け付けない仕様になっております。
記載される観点
5つの観点について、文章で記載します
観点ごとの点数は付けておりません。5つの数字を並べると、評価そのものが持っていない精度があるように見えるためです。それぞれについて、何がどうであったかを文章でご報告いたします。
- 流暢さ
- 話す速さ、言い淀み、言い直し、フィラーの使い方。詰まること自体は問題ではなく、詰まったあとに立て直せるかどうかを見ています。
- 正確さ
- 文法の運用。誤りの有無ではなく、その誤りが意味の伝達を妨げているかどうかを記載します。
- 表現の幅
- 語彙と構文の幅を、実際に話題に上がった内容に対して評価します。話題が限られていた場合は、その旨も記載されます。
- やりとり
- 話者交替、聞き返しと言い直し、想定外の質問への対応。就業後にもっとも効いてくる部分です。
- 発音の明瞭さ
- 聞き取りやすさを見ています。訛りそのものは欠点として扱いません。評価の対象は、伝わるかどうかのみです。
質問の意図を取り違えた場面が1度ありましたが、自ら「すみません、もう一度お願いします」と確認し、その後は意図に沿って回答しています。想定していなかった質問にも、黙り込まずに答えを組み立てています。
根拠となった発言
「すみません、もう一度お願いします。……はい、前の職場では、機械の点検を担当していました。」
表示例です。実在の候補者のものではございません。
ご利用にあたって
日本語で実施した面接が対象です
1回の面接で使用する言語は1つに固定されます。英語での面接では日本語の発話が発生しないため、日本語能力の評価は行われません。英語での深い聞き取りと、日本語能力の確認の両方が必要な場合は、面接を2回に分けてご利用いただいております。
日本語で実施した面接
日本語能力評価:あり
面接中の日本語の発話が、そのまま評価の対象になります。
英語で実施した面接
日本語能力評価:行いません
日本語の発話が発生しないため、評価する材料がありません。経験や考え方を深く聞き取るための面接です。
選考の設計から、ご相談ください
日本語と英語のどちらで面接を実施するか、2回に分けるか、どちらを先に行うかは、募集する職種と選考の段階によって変わります。貴社の選考に合わせたご提案を差し上げます。


