若い世代に圧倒的な人気を誇る藤田ニコルさん。
一部では容姿や態度について批判的な意見もありますが、様々なメディアに引っ張りだこな彼女は人気者の一人と言っても良いでしょう。
今回はそんな藤田ニコルさんがなぜうざいと言われてしまうのか、そしてなぜ人気なのかについて迫りたいと思います。
藤田ニコルの芸能界での経歴
ニコラからの芸能界入り
藤田ニコルさんは、ロシア人とポーランド人のハーフの父親と日本人の母親との間に生まれた女性です。
藤田ニコルは本名で、国際的に有名になってもらいたいという願いで名付けられました。
生まれも日本ではなくニュージーランドで、3歳の時に日本の埼玉県へと引っ越します。
2009年の11歳の頃にニコラのモデルオーディションに応募し、ニコラの専属モデルいわゆるニコモに選出されます。
このニコモには新垣結衣さんもなっており、いわゆるローティーンの芸能界入りの王道とも言える道筋になります。
この時藤田ニコルさんを含めて5名がニコモとなっていますが、他の4名は中学1年生で藤田ニコルさんのみ小学6年生での選出となっています。
新垣結衣さんがニコモだったということから分かるように、ニコラに出てくるモデルの多くは清楚系な人たちになります。
その中で藤田ニコルさんは、カラーコンタクトを着けるなど他の人とは異なるギャル路線で活動をしていました。
テレビへの露出が増え人気タレントの一人に
2014年5月号でニコラを卒業した藤田ニコルさんは、Popteenへと移籍を果たします。
Popteenは同じくティーン向けの雑誌ですがこちらはギャルが主なターゲットで、まさに藤田ニコルさんの路線がぴったりと当てはまり、一気に注目を浴びるようになります。
そして若手女性タレントの登竜門とも言われるめざましテレビのイマドキガールに抜擢され、そこからテレビへの露出が増えるようになっていきました。
テレビ番組ではおバカキャラとして、周囲の笑いを誘い人気を得るようになります。
また、現在のTwitterのフォロワー数は150万人を突破しており、いかに若い層から支持をされているかが分かります。
なぜ藤田ニコルは若年層から支持を集めるのか
では、なぜ藤田ニコルさんは若い人たちから支持を集めているのでしょうか。
一つ大きな理由としては、親近感があるからということが挙げられます。
藤田ニコルさんは自らのことをブサイクと言ったり、元カレとの話をテレビあっけらかんと言うなど、隣にいる友だちといった感覚になるキャラクターです。
こうした友だちのような女性がテレビや雑誌で頑張っている姿を見ることで、応援をしたくなる心理ですね。
このことについては藤田ニコルさん自身も考えているようで、テレビへの露出が増え人気者になったことでファンにとって遠い存在にならない様にすることを配慮したツイートをしています。
にこるんは遠くなったりなんてしないよ🐇💭🌙
逆に例えばTVとかにでたりしたら逆にある意味みんなと近いよね🐇💕イベントに来たら会えるわけだしね😁💋だから応援これからもしてほしいなぁ〜👶🏻💕Twitterにもいるしね🐰 pic.twitter.com/D5Rn4FlWsr
— 藤田 ニコル(にこるん) (@0220nicole) 2015年7月6日
遠くの存在ではなく身近な存在であるということをこうしたコミュニケーションを通じて自分にもそして周囲にも認識してもらうようにしています。
親近感があるゆえに叩かれる藤田ニコル
親近感こそが藤田ニコルさんの魅力ですが、身近であるがゆえに叩かれるということも起きてしまいます。
特に容姿であったり、おバカキャラが鼻につくと非難を浴びることがあります。
ただし、これは高校生が同級生に対して沸き起こる嫉妬や確執などと似たようなものと捉えることができます。
近くにいる存在が、テレビに出て楽しく過ごす姿が何か憎らしく感じてしまうといったものと考えられます。
親近感が湧く人物だからこそ発生するヤジとも言えるため、このキャラクターを維持していく内はこのような叩きは継続して行われるでしょう。
また、他にはこの親近感について理解ができず、なぜ人気なのかが分からないという方による批判もあります。
これについてはファン層とはターゲットが違うものと考えられるため大きな懸念にはならないものになるでしょう。
藤田ニコルの今後は大人になるステップを踏む女性像に?
ファンからの親近感により人気を獲得してきた藤田ニコルさんも、後数年で20代に突入します。
同年代のファンも20代になると就職や、結婚といった様に人生のステージが変化していきます。そうした環境が大きく変化していくファン層に親近感を継続して得てもらうためには、藤田ニコルさん自身も変化をしていく必要が出てきます。
そのため20歳前後で、おバカキャラを卒業し今よりも大人になっていくステップが見られる様になるかもしれません。
今後どのような道を進んでいくのか注目ですね。