宮脇咲良さんは2011年にHKT48加入後あっという間に人気者になりました。
AKB48兼任後も総選挙で前年よりも順位を落としたことがないという安定度です。
2016年には6位に進出し「総選挙でのライバルは指原さんです」と豪語したことがいよいよ現実になりつつあります。
そんな宮脇さんの性格や経歴・魅力についてご紹介します。
劇団四季「ライオンキング」で子役としての芸能界入り
幼少時は昼間はほとんど家にいることが無く、男の子と一緒になって鹿児島の野山を駆け回っていたという宮脇咲良さん。
ですが小学校3年生で劇団四季に入りアイドル活動よりさらに過酷なレッスンとオーディションの毎日を送ります。
そして6年生にしてついに「ライオンキング」で「ヤングナラ」の役でプロとしての大きな舞台に立ちます。
いかなるパフォーマンスを要求されても果敢に立ち向かっていく姿勢は10歳にも満たない頃から培われていました。
劇団四季の舞台稽古は大人のプロの役者にとっても限界を問われるほどハードだと知られています。
宮脇さんの演技に対するプロ意識が子役の頃から凄まじかったことがうかがい知れます。
愛くるしい瞳が武器だった初期の宮脇咲良
2011年にHKT48に加入した当時の宮脇咲良さんは愛くるしい瞳の良く動く151cmの少女でした。
そしてHKT48が本格的に活動し始めた2012年行われたAKB総選挙であっさりと47位に入選します。
AKB48本店のシングル選抜メンバーにも抜擢され、地方グループ出身者としては破格のスピードで全国区の人気者になりました。
宮脇さんにミュージカルを見せるなど芸能界に入る精神的バックボーンを作ったのはお母さんです。
そして仕事で多忙なお母さんに代わって、宮脇さんの生活や芸能活動を支えてきたのが祖母になります。
幸いなことに、さくらたん(宮脇さんのあだ名)の少女時代は、愛情と感受性豊かな大人の女性2人によっても育まれたことがその後に素晴らしく活きてきます。
また、この頃の宮脇さんが「寝ていると自分の背が伸びる音が聞こえて、起きると足や背中が痛い」と骨の成長痛を訴えています。
ファンにとっては見るたびに女性としての違う姿を見せる彼女にますます惹きつけられていくという逸話も残っています。
最高の師でありライバルであり姉である指原莉乃さんとの出会い
メジャーデビューした2012年。
同じ九州出身で全国区のAKB48メンバーだった指原莉乃さんがHKT48に移籍をして宮脇さんたちの前に姿を現します。
当時の指原さんは決して上り調子ではありませんでしたが、それでも本物の大スターが自分の目の前で全力で語る姿に鳥肌が立ったと言います。
宮脇さん自身が後にマスコミに対して「さっしーはこんな人に人生で一度出会えたらラッキーというくらい影響力の強い人」と語っているように素晴らしい速度で指原さんのエンターテイメント性に影響を受け学んでいきます。
「HKTのおでかけ」という番組の中で指原さんが宮脇さんを指していった言葉で印象的なのは「もともとHKTで人気が一番あるのは咲良なんだけど、私に色々聞いてきて努力してるのも咲良が一番なんだよね」とふと指原さんは漏らしたものです。
また「熱いんだけど冷めてるのも咲良の良いところ」とも褒めています。
宮脇さんにとっての指原さんは師であると同時にAKB48内では1位を争うライバルでもあります。
もっともAKBやHKTのアイドルという存在は数字だけで測れるものではありませんしパフォーマンスに関しても歌、ダンス、演技、お笑いなどなど多岐にわたりますので勝ち負けを論じることにはあまり益はないかもしれません。
総選挙で1位様と6位様になった今でも、友達か姉妹であるかのように宮脇さんはちょくちょくと指原さんにくだらないことで連絡をしています。
つい最近もshowroomでカラオケを配信するやり方がわからなくて指原さんにその場から電話をかけて調べさせファン達を驚愕させました。
「忙しいサッシーにくだらないこと聞いたら申し訳ないだろう」という外野の声を無視して指原さんを使い走りにする胆の太さを見せた宮脇さんでした。
運動音痴と天然ボケな性格の宮脇咲良
宮脇咲良さんは「まじスカ学園」のシリーズ4と5では物凄いスピードでパンチやキックを繰り出す派手なアクション演技を披露していました。
しかしAKBやHKTのことをよく知らない方が、AKB運動会などで現実の宮脇さんを見たら驚いてしまうほどの運動音痴です。
全力疾走している姿をさして「エヴァンゲリオンの使徒」と呼ばれるくらいですから相当に変わった走法です。
大勢で縄跳びを飛んだ際も、自分が原因で縄が止まったことに気づいてない場合も多々ありました。
Twitterなどでとても変わったことを言い出して、笑うところがどこにあるかわからずファンを右往左往させる天然ボケぶりも一級品です。
そういえば、2017年2月現在放映中のAKB48ドラマ「豆腐プロレス」のチョットずれている熱血主人公は、リアル咲良たんに近いかもしれません。
天然さが魅力な宮脇咲良
宮脇咲良さんの一番の魅力は何と言っても「ギャップ」です、
ドラマでシリアスな演技をしたり、センターを務めるシングル曲でセクシーさを演出しているものの、実際には天然ボケとも言える性格をしています。
いわゆる「あざとさ」のカケラも無い宮脇さんの素朴さが素敵です。
そんな純粋さを兼ね備える宮脇咲良さんの今後の活躍に期待です。