バナナマン設楽統の年収は3億円?MCとして活躍できる理由とは

最終更新日:2017年1月2日

お笑いコンビ「バナナマン」として日村勇紀さんと一緒に活動する設楽統さん。

特に現在ではノンストップ!やクレイジージャーニーで司会を務めるなど、芸人の枠を超えた活躍をしています。

噂では年収3億円などとも言われており、テレビに欠かせない人物の一人となっています。

では、どのようにして設楽統さんは現在の様な地位を築いたのでしょうか。

芸人から司会(MC)へのポジションチェンジは多くの人々が望むものですが、司会は通常1人から2人程度のため枠が少なくその地位に着くのは難しいものです。

そこでここでは、設楽統さんの経歴をもとにMCとして活躍をしている理由について検証したいと思います。


バナナマン設楽統の経歴

日村勇紀との出会いから芸人としてのスタート

設楽統さんは芸能界入りする前は高校を卒業した後に西武鉄道に就職しています。

これは、父や西武長瀞ホテルの支配人だったことからの縁故採用であったと後に述べています。

就職後には駅員として仕事をしていましたが半年で辞め、半年間フリーターをした後に渡辺正行さんの付き人となることで芸能界入りをしました。

また、これと並行して自らもお笑いとして活動をしていきます。

1993年10月に知人から誘われる形でお笑いを目指そうと、4人で集合します。その時に出会ったのが現在の相方である日村勇紀さんでした。

しかし4人で活動するのは2回の稽古だけで、その後は日村さんと2人で活動をしバナナマンを結成します。

そしてここからしばらくの下積み生活が始まります。

結成から少し経った1994年には初めてのテレビ出演を果たします。

この時は設楽さんも日村さんも若くほっそりとしていますね。
しかしギラギラとした目つきはこれからの活躍を目指す若者らしいものと言えそうです。

この後は1995年に大正漢方胃腸薬のCM出演、1997年に単独ライブを開くなど順調な歩みを進んでいますが、テレビ出演についてはまだ回数が多くありませんでした。

そして1999年の26歳の頃には19歳から付き合っていた女性と結婚、2002年には長女が生まれており、プライベートでも幸せが訪れます。

とはいえ、まだ一流の芸人と呼ぶには活躍が少ない段階でもあったのが20代の頃でした。

ドラマへの出演と賞レース

設楽統さんがコンスタントにテレビに出るようになったのは2005年からでした。

「RUN AWAY GIRL 流れる女」に出演をすると、その後は毎年何かしらのドラマに出演するようになります。

主演ではなく、チョイ役であったり脇役であることが多くはありますが、芸人として活動していく中で必要な表現力が鍛えられていったことは想像することができます。

また、バラエティ番組にも2007年から次第に出演を増やしていきます。

「むちゃぶり!」では声の出演、「美しき青木・ド・ナウ」ではコーナーでの出演など徐々にではありますが露出が増加していきました。

そして2012年には「2012テレビ番組出演本数ランキング」によると年間で611番組に出演をし、全国1位にランクインするまでになります。

ただ、お笑い芸人としての賞レースにはなかなか結果が出ていませんでした。

たしかに2006年に「いとうせいこうナイト 話術王決定戦」での第3回チャンピオン(第2回チャンピオンは日村勇紀さん)、2009年に「ピンモネア」で100万円獲得、2010年・2015年にIPPONグランプリで優勝などの受賞歴はあります。

しかしバナナマンとして、M-1グランプリなど全国的に有名な賞についての受賞歴は、キング・オブ・コントの準優勝程度で明確なものはありません。

それにも関わらずここまでテレビ番組への露出が増えているのは不思議ですが、そこには2人の魅力があるのでしょう。

「バナナ炎」において設楽統さんが日村さんについて「1を10、100にする力がある」と言うと、日村さんは設楽さんについて「0から1へ持っていける力がある」と言っています。

このようにお互いにタイプが違い、そしてそれぞれを理解し評価しあっていることが、背現在の成功へとつながっているのではないかと考えられます。

MCが多くなり、年収は3億円?

MCとしての設楽統

設楽統さんは現在2番組のMC(司会)を務めています。

平日午前中に放送されている「ノンストップ!」と木曜深夜に放送される「クレイジージャーニー」です。

特に「ノンストップ!」は平日5日間連続で午前中に放送される帯番組で、朝のフジテレビの顔とも言えるポジションとなっています。

自身も認めるSっぷりを発揮し、物事に対して毒舌気味にコメントし仕切っていく姿が好評を呼び2014年には同時間帯の視聴率が年間1位に輝きました。

過去には「Asian Ace」「〜世界にひとつ〜ミラクルレシピ!」でのMC経験もあり、中堅と呼ばれる年代の芸人としては多くのMCの経験を積んでいます。

明石家さんまさんや、タモリさんといった大御所のMCとの比較はまだ早いかもしれませんが将来としてはかなり明るいものと考えられるのではないでしょうか。

なぜ設楽統はMCとして重宝されるのか

設楽統さんはなぜMCとして重宝されているのでしょうか。

1つは仕事を断らない姿勢が考えられます。

2012年にテレビ出演本数日本1となったように、多くの番組に出演しており、オファーが合ったら断らずに出るようにしているようです。

またその出演時のギャラもまだ大御所タレントと比較すると安いと言われています。
いわゆる大物芸能人と比較するとその半額程度でOKとのことで、知名度や番組での存在感を考えるとかなりの格安な状況となっています。

上記から単純に条件面として他のタレントよりも優れているというのは1つ挙げられます。

他には状況に応じた対応ができるという点が考えられます。

たとえば情報番組では、暗いニュースと明るいニュースが入り混じります。

その中でMCはニュース内容に合わせたトーンやコメントを残していく必要があります。

設楽さんはこれまでのドラマやコントでつちかってきた表現力を活かすことで、状況に応じた適切な表情を作ることができています。

こうした空気を読むことができる点もMCや番組への出演においてバナナマン、設楽統さんを採用したくなる理由であると考えられます。

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